日本株は全業種上昇、原油高で資源関連高い-日経平均2月9日来高値

午前の日本株相場は上昇。日経平 均株価は一時180円超上昇し、2月9日以来の高値水準を回復した。 海外原油相場の上昇傾向を受け、在庫評価益の増加期待から国際石油開 発帝石など石油関連株が上昇。みずほフィナンシャルグループなど金融 株、ファナックやトヨタ自動車など輸出関連株も買われた。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、 「1バレル=30ドルまであった原油相場は下げ過ぎだった。資源や商 社株は下げ過ぎの修正が入っている。また、自動車株などが底堅い動き を続けており、来期後半からの業績回復を見越した押し目買いが入って いるようだ」とみていた。

午前の日経平均株価終値は前営業日比158円52銭(2%)高の 8104円48銭。TOPIXは同14.94ポイント(2%)高の779.71。 東証1部市場の騰落状況は、値上がり銘柄数1275、値下がり325。

19日の原油相場は昨年12月1日来高値

日経平均は小幅安で始まった後、すぐに上昇転換、その後は先物に 大口の買いが断続的に入り、上げ幅を拡大した。前週からの戻り相場が 持続している格好だ。ドイツ証券の武者陵司副会長兼チーフインベスト メントオフィサー(CIO)は、「年度末に向け、様々な買い主体で買 い意欲が高まっている。政府の株価支援策に対する期待感もあり、今週 は上値を追う展開になるだろう」と指摘する。

上昇が目立ったのが資源関連株。東京市場が3連休中の海外原油相 場は上昇。19日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物 4月限は一時1バレル=52.25ドルまで上げ、昨年12月1日以来の高 値水準を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が18日に債券 購入計画を発表し、世界的な景気後退に終止符が打たれ、原油需要が拡 大するとの期待が高まった。

東証業種別33指数の値上がり率上位には、卸売、石油・石炭製品、 鉱業指数が入った。このほか、19日のニューヨーク金先物相場が一時 8%以上急伸したことを受け、住友金属鉱山など非鉄金属株の上げも目 立った。東証1部市場の売買代金上位には、みずほFG、三井住友フィ ナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、野村ホー ルディングスなど金融株が上げて並んだ。

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