デリパスカ氏:露UCルサールの経営権失う可能性も-負債が重荷

かつてロシアの富豪buckles 番付トップだったオレグ・デリパスカ氏が、同国最大のアルミニウム メーカー、UCルサールの支配権を失う可能性がある。金属相場が下 落するなか、同社は140億ドル(約1兆3000億円)に上る負債を 抱え、身動きが取れない状態になっている。

事情に詳しい銀行関係者が匿名を条件に明らかにしたところに よると、ルサールの債権者らは今週会合を開き、同社の債務の整理や 株式との交換について協議・検討する予定。ルサールは、オランダの ABNアムロや米シティグループ、フランスのBNPパリバ、米メリ ルリンチなど70を超える国外の銀行と、総額74億ドルの債務の支 払いに関して5月初旬まで再交渉中だ。

ウラルシブ・ファイナンシャル(モスクワ)のアナリスト、マ イケル・カバナー氏は「この段階で、デリパスカ氏の株式保有比率が 50%を下回る可能性が高い」と指摘。「アルミ相場が回復の兆しを 示さない限り、株式を利用せずにルサールが救済される道はないだろ う」との見方を示した。

ロシアの株式相場が暴落し、アルミ相場が7年ぶりの安値まで 下落するなか、米経済誌フォーブズによると、デリパスカ氏(41) は過去1年間で保有資産の88%を失った。ロシアのシュバロフ第1 副首相は先週、ルサールの債務返済を支援するため政府が関与する予 定はないことを明らかにした。

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