日経平均は2月9日来高値、海外原油高で資源株が上昇-金融株も高い

午前の日本株相場は上昇。日経平 均株価は一時180円以上の上げとなり、2月9日以来の高値水準を回 復した。海外原油相場の上昇傾向を受け、在庫評価益の増加観測などか ら、国際石油開発帝石や新日本石油など石油関連株の上げが目立ってい る。みずほフィナンシャルグループやオリックスなど金融株も高い。

ドイツ証券の武者陵司副会長兼チーフインベストメントオフィサー (CIO)は、「年度末に向け、様々な買い主体で買い意欲が高まって いる。政府の株価支援策に対する期待感もあり、今週は上値を追う展開 になるだろう」と話していた。

午前10時24分現在の日経平均株価は前営業日比140円58銭 (1.8%)高の8086円54銭。TOPIXは同11.74ポイント (1.5%)高の776.51。東証業種別33指数はすべて高い。

19日の原油相場は昨年12月1日来高値

日経平均は小幅安で始まった後、すぐに上昇転換、その後は先物に 大口の買いが断続的に入り、上げ幅を拡大している。前週からの戻り相 場が持続している格好だ。

上昇が目立っているのが資源関連株。東京市場が3連休中の海外原 油相場は上昇。19日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油 先物4月限は一時1バレル=52.25ドルまで上げ、昨年12月1日以来 の高値水準を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が18日に 債券購入計画を発表し、世界的な景気後退に終止符が打たれ、原油需要 が拡大するとの期待が高まった。

東証業種別33指数の値上がり率上位には、卸売、鉱業、石油・石 炭製品指数が入っている。このほか、19日のニューヨーク金先物相場 が一時8%以上急伸したことを受け、住友金属鉱山など非鉄金属株の上 げも目立つ。東証1部市場の売買代金上位には、みずほFG、三井住友 フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、オリ ックスなどの金融株が上げて並ぶ。

楽天が大幅続伸

個別では、楽天が大幅続伸。共同通信は20日、楽天が保有するT BS株の買い取りをTBSに要求する方針を固めたと報じた。また、レ ンタカー大手のマツダレンタカーを今月中にも買収し、同事業に参入す ると23日付の日本経済新聞朝刊が報じたパーク24が3日ぶりに反発。

半面、自動車関連製品の販売落ち込みなどで09年3月期の連結最 終損益が40億円の赤字(従来予想120億円の黒字)の見通しとなっ た日本精工が3日続落。事業構造改革費用の計上などで09年3月期の 最終損益が140億円の赤字(従来予想は10億円の黒字)見通しとなっ たユニチカが反落。

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