2月米中古住宅販売件数は過去最低か、貸し渋りや失業増で-調査

23日に発表される2月の米中古 住宅販売件数は、過去最低に落ち込んだもようだ。貸し渋りや失業増 を受けて、買い手は購入を見送ったとみられている。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関60社を対象に実施 した調査によれば、中古住宅販売件数は前月比0.9%減の年率445万 戸(予想中央値)と、比較可能な統計の集計開始(1999年)以来で 最低になったようだ。

不況の深刻化を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)は先週、 最大1兆1000億ドル(約106兆円)の追加資金供給を打ち出した。 金融機関が差し押さえ件数急増による損失を減らそうとするなかで、 融資は枯渇。住宅ローン金利低下の恩恵が相殺されている。

ワコビアのエコノミスト、アダム・ヨーク氏は「問題は融資が得 られるかだ」と指摘。「金利低下は良いが、融資を得られなければ元 も子もない」と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は午前10時(ワシントン時間) に中古住宅販売件数を発表する。調査での予想レンジは年率426万- 475万戸。1月は449万戸だった。

1月の中古住宅価格の中央値は前年同月比15%下落の17万300 ドルと、6年ぶり低水準に落ち込んだ。中古住宅販売の45%は差し 押さえ物件だった。

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