浜松ホト株が急反発、医用機器堅調で業績底入れ期待-野村証は格上げ

光検出器関連を手がける浜松ホトニ クスの株価が前営業日比4.4%高の1865円まで買われ、急反発。顧客の 在庫調整の影響などから、今期(2009年9月期)業績は従来予想を下回 る見通しとなった。ただ、医用機器向け販売が堅調に推移しているとの 指摘が出て、業績底入れ期待が高まった。

会社側は19日、09年9月期の連結最終利益予想を前期比80%減の 26億円(従来予想80億円)に引き下げた。想定以上に受注が減少する ほか、欧米通貨に対する円高も利益を押し下げる。

野村証券金融研の甲谷宗也アナリストは23日、同社株の投資判断を 「2(中立)」から「1(買い)」へ引き上げた。リポートで甲谷氏は 会社側の業績予想修正についてサプライズはないとし、「直近の取材で は固体事業部・電子管事業部ともに受注面で底入れが見え始めている」 と分析。さらに産業・半導体向け受注のさらなる減少は限定的と予想し たうえで、「悪材料は出尽くした」と結論づけた。

甲谷氏はデジタルX線など足元の医用機器向け販売が想定以上に堅 調であると指摘し、同証券による業績予想を増額した。09年9月期の連 結最終利益は会社側計画を上回る31億円(従来予想21億円)、来期は 55億円(同36億円)と試算。目標株価は2100円としている。

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