短期市場:翌日物は0.10%付近、決済集中日も当座預金が17兆円台

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.10%付近で横ばい。国債の発行・償還が集中する決済日に あたり資金の受け払いが大きいが、日本銀行は当座預金を2006年5 月以来の17兆円台後半まで拡大して対応しており、取引は落ち着い ている。

翌日物は19日の加重平均0.104%に対し、一部の地方銀行や外国 銀行などが0.10%で調達を進めており、調達希望水準を0.09%に下 げる動きも見られる。レポ(現金担保付債券貸借)は当日物から25 日の受け渡し分まで0.14-0.15%で取引されている。

午前9時20分の定例金融調節が見送られ、この日の当座預金は 19日に比べ5兆9000億円増の17兆8000億円程度と、2006年5月1 日以来の高水準。準備預金(除くゆうちょ銀)は3兆7000億円増の 12兆9000億円程度になる。

23日は国庫短期証券(TB)2カ月物、3カ月物、1年物、利 付国債5年物、10年物、20年物の発行が重なる決済日。ただ、国債 の大量償還で資金需給は4兆8000億円の大幅余剰になるうえ、日銀 も資金供給オペを増やし、当座預金や準備預金が大幅に膨らんでいる。

決済日の午前は資金の出し手が慎重になり金利が上昇しやすいが、 市場に潤沢な資金が残されているうえ、もともと国内銀行は準備預金 の積み上げが進んで手元資金には余裕があり、資金確保を急ぐ様子は 見られない。

日銀は午前9時30分、資金供給目的の国債買い現先オペを通知 した。スポットネクスト物(3月25日-26日)は19日より5000億 円減額の3兆円。1週間物(3月25日-4月1日)は横ばいの1兆 円で、同オペとしては初めて期日が年度末を越える資金供給となる。

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