【注目株】金融、不動産、鉄鋼、NPC、アサヒプリ、菱電、森精(2

24日の材料銘柄は以下の通り。

金融:米財務省は23日、金融システム支援のため、不良資産を買い 取る最大1兆ドル(約96兆円)規模の計画を発表した。政府と民間投資 家が共同で買い取るプログラムで、政府は金融安定化法に基づき最大 1000億ドルを出資する。これを受けて米国株式相場は急反発。S&P500 種の金融株指数は18%上昇した。

不動産:国土交通省が23日に公表した2009年1月1日時点におけ る公示地価は3年ぶりに下落した。住宅地は前年比3.2%下落(前年は

1.3%上昇)、商業地は同4.7%下落(同3.8%上昇)だった。自動車産業 が集中する名古屋市の商業地では全国の下落上位地点が集中、中区栄4 丁目では28.4%のマイナスとなった。

新日本製鉄(5401)、JFEホールディングス(5411):日本の鉄鋼 会社大手が、英豪資源大手BHPビリトンと三菱商事合弁による原料炭 会社と交渉していた豪州産原料炭の09年度対日価格は、08年度比で約 6割安い1トン当たり128-129ドルで決着した。関係者の証言を基にブ ルームバーグ・ニュースが23日に報道した。

森精機製作所(6141):欧州最大の工作機械メーカー、独ギルデマイ スターと資本業務提携することで合意した。株式5%を相互に持ち合う ほか、生産・開発・販売などで協力する。

エヌ・ピー・シー(6255):松山第3工場の第1期工事が2008年8 月に完了し、納期短縮が可能となった。一部案件が前倒しで計上できる として、第2四半期累計(08年9月-09年2月)の連結純利益予想を 8億1500万円から13億3600万円に64%引き上げた。09年8月通期 の連結純利益予想は前期比65%増の13億8000万円に増額。

アサヒプリテック(5855):更なる技術改良により電子部品製造過 程で発生する余剰物の回収・リサイクルを拡充、12年3月期の連結営 業利益目標を70億円に置いた。09年3月期は15億円の営業赤字を見 込んでいる。向こう3年間の中期経営計画の業績前提は、金が1グラム あたり3000円、銀が同40円、パラジウムが同650円、プラチナが同 3300円、インジウムが同35円。株主資本配当率(DOE)5%が目標。

三菱電機(6503):09年3月期の期末配当を無配にすると発表した。 中間配当は6円を実施したため、年間配当は6円となる。

日本特殊陶業(5334):経営環境の著しい悪化を受け、一部固定 資産の減損処理を行う。これにより09年3月期の連結最終損益は710 億円の赤字となる見通しで、前回予想から赤字額が584億円拡大する。 期末配当は見送り、年間配当は13円50銭とした。前期実績は27円。

アクセル(6730):遊技機市場向けのグラフィックスLSI製品 が好調に推移、09年3月期の営業利益予想を60億7000万円から61 億4000万円に1.2%引き上げた。業績好調に伴い、年間配当は1万 6000円(普通配当1万5000円、記念配当1000円)と、前回予想より 1000円増額した。

しまむら(8227):24日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の09 年2月期連結営業利益は前の期比3%減の340億円弱になったもよう。 会社計画は6%増の371億円。流行商品の品ぞろえ強化で若年層の来店 は増えたが、中高年層は景気悪化による買い控えで減少、01年2月期以 来8期ぶりの減益となる。

トーセ(4728):モバイル・インターネット開発事業などで開発が 遅延、当初計画していた複数のタイトルの完成時期が来期にずれ込む見 通しとなった。このため09年8月期の連結営業利益予想を7億2000 万円から5億4500万円に24%減額。特別損失の計上も重なり、1株 利益(EPS)予想は23円23銭に改めた。

ジャムコ(7408):世界的な景気低迷に伴い航空機のスペアパー ツ需要が減退、ボーイング787納入延期も重なり、09年3月期の連 結営業利益は7700万円にとどまる見込み。前回予想は7億3900万円 だったため90%の減額修正となる。一方、純利益は2億3100万円と

7.4%増額。顧客から試験研究費の一部が回収できるのだという。

富士エレクトロニクス(9883):急激な景気後退に伴い、秋口以降、 デジカメやオーディオなどの生産調整が進み、同社主力の計測器やFA 機器の受注が落ち込んでいる。09年2月期の連結純利益は12億9600 万円にとどまったもようで、前の期比31%の増益予想が一転、14%の 減益となる予定。

サンエー(2659):衣料品の売り上げが想定を下回ったことから売 上高総利益率が低下、09年2月期の営業利益は81億4600万円にとど まったもよう。1.6%の増益予想が一転4.3%の減益となる。修正後の 1株利益(EPS)は306円61銭。配当は35円を予定。従来予想34 円から1円引き上げた。

住友ゴム工業(5110)、ブリヂストン(5108):24日付の日本経済新聞 朝刊によると、両社は自動車の燃費効率を上げる省燃費タイヤの海外販 売に乗り出す。住友ゴムは10年から欧米で販売、従来製品より価格を高 く設定する予定だという。

マツダ(7261):24日付の日本経済新聞朝刊によると、同社の純現金 収支(フリーキャッシュフロー、FCF)は10年3月期に黒字転換する 見通し。設備投資を今期予想比で半減するほか在庫を抑制、ホンダ(7267) や日産自動車(7201)と同様、FCF黒字化を最優先課題に掲げる。

前澤給装工業(6485):安定した利益配分を継続実施していくため に3月期末配当予想を25円に修正した。前回予想の20円からは5円の 増配となる。年間配当は前期実績比5円増の40円。

東海東京証券(8616):3月期末の配当をゼロから3円の間で実 施する。前期末は7円50銭だった。

メッツ(4744):今後も厳しい経営環境が続くと予想、「未定」 としていた期末配当をゼロとした。これにより年間配当は前期実績比 800円減の300円に。

三井住建道路(1776):財務体質の改善などで6期ぶりに復配が可 能になったと発表。3月期末に2円の配当を実施する予定。

スーパーバリュー(3094):09年2月期の業績が増収増益となる 見通しが立ったとして、期末配当を従来予想の15円から20円に引き 上げる。年間配当も20円。

ヤマダ電機(9831):2015年3月満期のユーロ円建転換社債型新株予 約権付社債(CB)のうち100億円分を3月18日付で買い入れ償却する。 償却後の残存額面総額は700億円。当初の転換価格は1万3797円だった。

アコーディア・ゴルフ(2131):11年11月に満期を迎える250 億円の無担保社債のうち、3月23日付で35億円を買い入れ償却する。 これに伴い09年3月期に特別利益を計上する予定。償却後残存額は 214億円。

ブリヂストン(5108):米格付け機関スタンダード&プアーズ(S &P)は23日、同社の長期会社格付けの見通しを「安定的」から「ネ ガティブ」に変更したと発表した。自動車市場の悪化を背景とするタイ ヤ販売の減少と円高の影響により、収益が中期的に下方圧力を受けると 予測、財務基盤の悪化などを懸念した。

電通(4324):急速な景気後退を受けて、取締役月例報酬の自主 返上額を拡大する。会長と社長は月例報酬額の15%、副社長や専務は 10%をそれぞれ返上する。実施期間は4月から9月まで。

王将フードサービス(9936):同社の「餃子の王将」宝ケ池店 (京都市左京区)、三雲店(滋賀県湖南市)に、京セラ(6971)が供 給する太陽光システムを導入した。各店の看板・店内照明の年間使用電 力の約3割をカバーできる見込み。

徳倉建設(1892):発行済み株式総数の4.7%に相当する100万株を 上限に自社株買いを行う。取得期間は4月1日から6月25日で、上限 金額は1億円。

図研(6947):発行済み株式総数の2.5%に相当する70万株を上 限に、24日午前8時45分の東証のToSTNeT-3で自社株の買い 付け委託を行う。市場動向によっては一部または全部の取得が行われな い場合があるという。23日終値の587円で買い付けを実施。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE