欧州債(20日):ドイツ国債続伸-ユーロ圏鉱工業生産の大幅低下で

欧州債市場ではドイツ国債相場 が続伸。ユーロ圏の鉱工業生産が過去最大の落ち込みとなったことを 受け、欧州中央銀行(ECB)が一段の景気対策を講じるとの見方が 強まった。

10年債相場は週ベースでも上昇した。米連邦公開市場委員会(F OMC)が18日に3000億ドル相当の米国債購入を決定したことを受 け、ECBにも同様の措置を取るよう圧力が高まったことが背景。

カリヨンの債券戦略責任者、デービッド・キーブル氏(ロンドン 在勤)は「ユーロ圏でも何らかの形で量的緩和が実施されるとの思惑 が市場で高まるだろう」と述べた。

ロンドン時間午後3時現在、独10年債利回りは前日比4ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01ポイント)低下し3.01%となった。 前週比では6bp低下。同国債(表面利率3.75%、2019年1月償 還)価格は前日比0.36ポイント上げ106.25。独2年債利回りは8b p低下の1.32%となった。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が20日発表した1 月のユーロ圏鉱工業生産指数は前年同月比17.3%低下し、統計開始の 1986年以来で最大の落ち込みとなった。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト25人の予想中央値では15.5%低下と見込まれ ていた。

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