GMとクライスラー、要請より多額の支援が必要な公算も-ラトナー氏

オバマ米大統領直属の自動車業 界作業部会を率いる財務省のスティーブン・ラトナー氏は20日、 ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーに必要な政府支援の 総額について、両社が求めている216億ドル(約2兆706億円) を「大幅に」上回る可能性があると述べた。

ラトナー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 支援必要額が300億ドルあるいは400億ドルに拡大する可能性につ いて問われると、「大幅に膨らむ恐れがあり、その可能性を否定し ない」と答えた。

作業部会は両社からの提案を査定し、支援承認を勧告するのか、 あるいは両社に破たんを勧めるのかの判断を下す。ラトナー氏は3 月31日までに「方向性」を示すことを明らかにした。GMとクライ スラーは昨年12月以来、政府から総額174億を受け取り、2月には 追加支援を要請した。

ラトナー氏は「支援承認は両社が計画を実行できるかどうか次 第だが、両社が示した計画はやや野心的だ。すべての経営者と同じ ように、両社は事業に対して妥当な範囲でやや楽観的な見解を恐ら く持っている。そのため、より多くの支援が必要になる可能性を否 定できない」と話した。

同氏はさらに、全米自動車労組(UAW)やGMの債権者が両 社との妥協を図る上で、期限を設定する可能性があるとも述べた。

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