中国人民元(20日):週間で約2カ月ぶり大幅高-ドル下落観測で

今週の中国の外国為替取引で、 人民元はドルに対し、2カ月余りで最大の上昇となった。連邦準備制 度理事会(FRB)による米国債購入でドルがだぶつき下落につなが るとの見方が背景。

20日の人民元の対ドル相場は、前3日に続いて上昇。ドルはユ ーロに対しては週間ベースで過去最大の下げに向かっている。今年1 -2月の中国輸出額が世界的な景気悪化で大幅減少したことを受け、 中国当局は人民元を年初来0.07%下落させている。

深セン発展銀行の為替トレーダー、フア・ウエイ氏は、「ドル下 落が人民元を若干押し上げたが、輸出企業がまだ苦しんでおり政府は 急速な上昇を容認しないだろう」との見方を示した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元の 対ドル相場は上海時間午後5時半(日本時間同6時半)現在、1ドル =6.8277元。前日遅くは6.8285元。前週末比では0.15%高。

6.8264元と1月5日以来の高値を付ける場面もあった。

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