NY原油(19日):急反発、一時52ドル台-米当局の国債購入決定を好感

ニューヨーク原油先物相場は急反 発。一時は1バレル=52ドルを突破し、3カ月ぶりの高値を付けた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日に債券購入計画を発表したこ とを受け、買いが膨らんだ。

原油相場は一時、8.5%上昇した。FRBは米国債購入のほか、住 宅ローン担保証券(MBS)などの購入拡大を決定。これにより、世界 的なリセッション(景気後退)に終止符が打たれ、燃料需要が高まると の思惑から買いが入った。ドルが対ユーロで2カ月ぶり安値を付け、代 替投資として原油など商品の投資妙味が高まったことも買い材料。

エナジー・セキュリティー・アナリシス(マサチューセッツ州ウェ イクフィールド)の石油市場ディレクター、リック・ミュラー氏は「こ れは非常に大胆な景気刺激策だ。景気回復が早まり、石油需要が高まる 可能性がある。ドルはインフレ懸念の高まりで売り込まれている。その ため、原油が安全な逃避先のような存在になっている」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日

3.47ドル(7.2%)高の1バレル=51.61ドルで終えた。一時は4.11 ドル高の52.25ドルと、昨年12月1日以来の高値を付けた。20日は4 月限の最終取引日。

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