欧州債(19日):ドイツ国債急伸-債券買い取り求めECBに圧力高まる

欧州債市場ではドイツ国債相場 が大幅上昇した。独10年債利回りは少なくとも1999年以来で最大の 下げとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)が最大3000億ドル 相当の米国債購入を決定したことを受け、欧州中央銀行(ECB)に 同様の措置を取るように迫る圧力が高まった。

独10年債利回りは1週間ぶりの低水準を付けた。FRBは18日 に米国債購入に加え、住宅ローン担保債(MBA)などの購入を2倍 にする方針を打ち出し、今回の危機を終わらせるのに十分なマネーを 経済に注入することで、大恐慌並みの不況を回避する決意を表明した。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バン キング(フランクフルト)の債券ストラテジスト、コーネリアス・パ ープス氏は、「ほぼすべての各国中銀が金融システムの安定化を目指 して資金を注入していることから、ECBへの圧力は強まっている」 と述べ、「債券市場に対してECBがより積極的に動くことは十分に 予想できる」との考えを示した。

独10年債利回りは一時、前日比22ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01ポイント)低下し、ここ10年で最大の下げとなった(ブ ルームバーグ調べ)。ロンドン時間午後4時27分現在は3.04%と、 前日を18bp下回っている。同国債(表面利率3.75%)価格は1.55 ポイント上げ105.93。独2年債利回りは1bp低下の1.39%。

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