シティ:普通株発行拡大申請、優先株転換の準備-株式統合にも布石

米銀大手シティグループは19日、 普通株の発行枠を400億-600億株の範囲に拡大することを申請した。 優先証券を普通株に転換するため。同行はまた、株式統合を可能にする ための定款修正の計画も示した。

届け出によると、現在の発行枠は150億株。同行は2月27日、米政 府が保有する優先株の最大250億ドル(約2兆3640億円)相当を、他の 投資家が持つ約275億ドル相当の優先証券とともに普通株に転換する計 画を発表した。この日の届け出はこの計画の一部。

転換後、米財務省のシティ株保有比率は36%となる。また、オッペ ンハイマーのアナリスト、クリス・コストースキ氏らの16日付リポート によれば、転換後の発行済み普通株数は約220億株と、現在の約60億株 から増加する。

発表によると、転換価格は1株3.25ドルに設定された。他の投資家 による転換の申し込みは4月初めから受け付ける予定だが、SECの審 査が完了することが条件だという。

シティ株は18日までで年初来54%下落。ニューヨーク時間19日午 前11時30分(日本時間20日午前零時30分)現在の株価は前日比

7.1%安の2.86ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE