中国人民元(19日):上昇、年初来高値-中心レートが一段の元高水準

中国の外国為替取引で、人民元は ドルに対し上昇し、年初来高値を付けた。中国人民銀行が元の中心レー トを約3カ月半ぶり高水準に設定し、当局が元安を促さないとの見方が あらためて広がったことが背景。

人民銀は19日、元の中心レートを1ドル=6.8301元と、昨年11 月27日以来の元高・ドル安水準に設定した。

招商銀行の為替トレーダー、チェン・ユエ氏(深セン在勤)は 「一段の元高水準での中心レート設定は、最近のドルの弱さを反映して いる」と指摘しながらも、「水準が1ドル=6.83元という重要な節目を 超えなかったことは、ドル下落にもかかわらず、当局がなおも速いペー スでの元上昇を回避しようとしていることを示唆するものだ」との見方 を示した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元の対 ドル相場は上海時間午後5時半(日本時間同6時半)現在、1ドル=

6.8285元と、前日の6.8347元から0.09%高。終値としては昨年12 月31日以来の高値となった。

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