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2月の海外投資家、全地域で日本株売り越す-欧州の売越額高水準続く

東京証券取引所が19日に発表し た2月の海外投資家の地域別売買状況(2月2日-27日、東証・大 証・名証・札証・福証の5市場)によると、北米、欧州、アジア地域は 金額ベースでそろって日本株を売り越した。

売越額は欧州が差し引き5107億円、北米は同1440億円でともに 6カ月連続、アジアは1752億円で8カ月連続の売り越し。海外投資家 は2月に合計8310億円を売り越した(5市場ベース)。

2月の株式相場は景気悪化や金融システム不安を背景に、日経平均 株価が月間で425円(5.3%)下落した。後半にかけて各国政府の追加 景気対策への期待や為替の円安推移を手掛かりに買い戻されたが、中旬 までの下げ幅を取り戻せなかった。

売買構成比で全体の約6割を占める欧州勢の売越額は、1月も 5578億円と高水準だった。いちよし証券投資情報部の高橋正信チーフ ストラテジストによると、欧州ではEU加盟各国の利害関係が複雑で、 金融対策や財政対策に遅れが目立つことを嫌気し、「欧州各国の投資家 がリスク資産である株式の保有圧縮を急いでいる」という。

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