ベネッセの福原副会長:中国の会員、2010年に30万人目指す

通信教育大手、ベネッセコーポレー ションの福原賢一副会長兼CEO補佐は、19日放送のブルームバーグ・ テレビジョンのインタビューで中国戦略や業績見通しなどについて語っ た。主な発言は次の通り。

中国進出の狙い:

「何といっても13億人の人口。学齢前の子供は1億人おり、われわ れが対象とする収入を持つ家庭の子供は少なくとも600万人はいるとみ られている。これは日本と並ぶか、それ以上で、今後も増える。1人っ 子政策で家庭の教育熱も高い」

中国ビジネスの現状:

「2008年9月末の会員数は13万5000人。今年3月末の目標は15 万人だが順調に進んでいる。10年には30万人を目指しており、そのこ ろから利益が出始める。北京、上海、広東などの大都市圏で会員数を伸 ばしている」

08年度の第3四半期までの業績:

「当初の想定よりは上回っている。主力の教育事業が売り上げを支 えてくれた。景気後退の影響もほとんどない。昨年4月から平均6%値 上げしたが、ネガティブな影響はなく、むしろ在籍数は増えている」

08年度通期業績の見通し:

「営業利益の予想は385億円。第3四半期の累計で403億円と、通 期を超えているが、教育ビジネスにとって2月、3月の“ハイタイム” はプロモーションの重要な時期。上ぶれた部分は来期を見越したプロモ ーション費用に投入するので、通期の営業利益は予想通りの数字で着地 する」

今後の展開:

「基本的には教育、語学中心の人材育成、介護、生活の4分野に絞 って今後の成長を考える。進研ゼミは塾に比べれば価格が安い。値上げ が浸透し、しかも在籍数が伸びている。教育事業は順調だ。基本的には 納得度の高い商品を提供してシェアを伸ばしたい」

語学事業:

「ベルリッツなど企業向けの語学事業には、景気後退の影響が若干 出ている。米国で学ぶ学生向けの現地語学学校は、1月のスタートがス ローで、景気の影響を受けつつある。ベルリッツでは語学にプラスして ネゴシエーションやプレゼンテーションなど、ビジネスに連動した授業 を始めている。環境は厳しいが成長を見据えていろいろな仕込みをやっ ていく時期だと思っている」

Editor:Masashi Hinoki、Takeshi Awaji

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