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2月の全国百貨店売上高、過去最大の減少率-単価・購入点数減(2)

日本百貨店協会が19日発表した2 月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は前年同月比11.5%減の4696 億円だった。前年割れは12カ月連続。2月の減少率としては過去最大 だった。景気悪化が進む中、消費者の節約志向が一段と強まっており、 購入単価や購入点数の減少が響いた。

同協会によると、1997年4月に実施された消費税率引き上げに関連 する落ち込みを除けば、65年1月の統計開始以来、単月ベースでも最 大の下げという。昨年はうるう年で、今年は営業日が1日少なかったこ とも背景にあったが、うるう年の影響を除いても8.7%減だった。

商品別でみると、これまで比較的堅調だった食料品などを含め、全 商品が前年を下回った。全商品の前年割れは2003年12月以来。衣料 品が14.5%減と20カ月連続マイナス、食料品も5.7%減だった。バレ ンタイン商戦も14日当日が土曜日だったため、義理チョコの売れ行き が振るわなかった。

同時に発表した東京地区の百貨店売上高は同11.7%減の1160億円 で12カ月連続割れ。うるう年を考慮すれば、来店客数はほぼ前年に近 い状況で、同協会の飯岡瀬一専務理事は「売り上げの減少に比べ堅調」 とみているが、「関連買いやまとめ買いをしない傾向が続いている」と いう。

3月の動向も「2月とそれほど変わらない状況」(同氏)。ただ20 日から22日まで3連休となっていることもあり、このところの気温上 昇と定額給付金の支給などで需要喚起につながってくれればと同協会で は期待を寄せている。

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