日本株:銀行買い継続、円高で輸出売り-8000円岩盤の声で方向欠く

午後の東京株式相場は方向感を欠 く動き。日米当局の積極的な金融緩和姿勢が評価され、銀行株や保険株 に買いが継続。一方、円高・ドル安の動きを嫌気し、輸出関連株が反動 売りに押され、相場全般の重しとなっている。

午後1時20分時点の日経平均株価は前日比38円64銭(0.5%) 安の7933円53銭、TOPIXは同0.51ポイント(0.1%)高の

765.18。

アイディーオー証券ディーリング部の菊池由文部長によると、「心 理的な節目である日経平均の8000円が重い岩盤となっている」という。 ただ、前週末から前日まで休みなく上げてきた割には底堅い印象といい、 「3月期末を控え、配当を確保したい個人投資家などが慌てて売ってこ ないことも、下げそうでなかなか下がらない一因」との見方を示した。

個別では、経営統合することで基本合意した共英製鋼と東京鉄鋼が ともに急騰。原油安と円高がコスト軽減につながる日本製紙グループ本 社などパルプ・紙株も上昇が目立つ。

半面、デジタルカメラ事業の不振などで今期(2009年3月期)は 連結最終赤字に転落する見通しとなったカシオ計算機がストップ安で、 東証1部の下落率1位。ゴールドマン・サックス証券が投資判断と目標 株価を引き下げたJフロント リテイリングも急落している。

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