2月米景気先行指数は低下へ、週間失業保険申請65.5万件に-調査

民間調査機関コンファレンス・ ボードが19日発表する2月の景気先行指標総合指数(LEI)は、 過去5カ月で3度目の低下となったもようだ。連邦準備制度理事会 (FRB)が18日に米長期国債買い入れ開始の発表を迫られるほど の状況悪化を反映する数字になるとみられる。

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機関58社を対象に実施 した調査によれば、LEIは前月比0.6%低下(中央値)したもよう。 LEIは向こう3-6カ月の景気動向について方向性を示す。この日 発表される別の統計では、フィラデルフィア地域の製造業セクターの 景況が3月に後退した様子が示されそうだ。

過去70年で最悪の金融危機の深刻化を招いた信用収縮や、1983 年以来の高水準に達した失業率、製造業と住宅セクターの不振で、米 政策担当者らは景気対策の加速を迫られている。FRBは18日、リ セッション(景気後退)を終息させるため、フェデラルファンド(F F)金利誘導目標を過去最低レンジで据え置き、3000億ドル(約29 兆円)の長期国債買い入れや、住宅ローン担保証券(MBS)と機関 債の購入拡大を発表した。

FTNファイナンシャルのアナリスト、リンゼー・ピエグザ氏は 「経済のあらゆるセクターが打撃を受けている」と指摘。「困難な状 況がいつ終わるかを示す兆候は表れていない」と語った。

LEIの発表時刻は午前10時(ワシントン時間、以下同じ)。 調査の予想レンジは前月比1.1%低下から変わらず。前月は0.4%上 昇した。

フィラデルフィア連銀が午前10時に発表する3月の同地区の製 造業景況指数はマイナス39(51社の中央値)とみられている。2月 はマイナス41.3だった。同指数はゼロが景気拡大と縮小の境目を示 す。

労働省が19日午前8時半に発表する14日終了週の失業保険新規 申請件数(季節調整済み)は65万5000件(39社の中央値)となり、 7週連続で60万件を上回りそうだ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE