アジア通貨:韓国ウォンや台湾ドル、上昇-FRBの債券購入計画で

19日のアジア外国為替市場で、 韓国ウォンや台湾ドルなどアジア通貨が上昇。米連邦準備制度理事会 (FRB)が発表した米国債購入など合わせて1兆ドル相当の追加資 金供給で世界的なリセッション(景気後退)が緩和され、新興市場資 産への需要が回復するとの観測が高まった。

ウォンと台湾ドルはともに5週間ぶり高値を付けた。アジア株 の指標、MSCIアジア太平洋指数は5営業日続伸し、1月5日以来 の長期上昇となっている。FRBは18日、借り入れコストを低水準 で維持し、国内の融資を回復させるため、社債や米国債を買い入れる 計画を発表した。

バンク・ムアーマラート・マレーシアの為替トレーダー、ハス ディ・ママット氏は「FRBの措置を受けて債券利回りは低下し、安 全資産としてのドル需要は低下している」と指摘。「これはアジア通 貨への投資志向がずっと良くなることを意味している」との見方を示 した。

ウォンはソウル時間午前11時35分(日本時間同じ)現在、前 日比1.7%高の1米ドル=1396.70ウォン。今月これまでに10%上 昇している。台湾ドルは同1%高の1米ドル=33.82台湾ドルと、 1営業日の上昇としては昨年10月以降で最大。マレーシア・リンギ ットは同0.5%高の1米ドル=3.6635リンギット。

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