住宅ローン投資の英クイーンズ・ウォーク:08年10-12月は損失縮小

英ヘッジファンドのチェーン・キ ャピタル・マネジメントが運営し、住宅ローン債権に投資するクイー ンズ・ウォーク・インベストメントは18日、2008年10-12月期の純 損失が前期から縮小したと発表した。投資収益が改善したという。

発表によれば、純損失は2060万ユーロ。前期の赤字幅は3770万 ユーロだった。企業向け融資や住宅ローンの債権を含む保有資産によ る収益は810万ユーロと、予想された700万ユーロを上回った。評価 損は42%減の2410万ユーロとなった。

チェーンは信用危機を逆手に、利回りが最高20%に上る高格付け 資産担保証券(ABS)を購入している。ドイツ銀行によれば、信用 力のある欧州の住宅ローンを裏付けにした最上級格付け証券を購入 する投資家は指標を最大3.25ポイント上回る利回りを求めており、 この利回り上乗せ幅は信用危機が始まって以来、30倍に拡大した。

チェーンのポートフォリオマネジャー、シャメズ・アリブハイ氏 は「欧州のABS市場では価格ギャップが依然多く、チャンスは大き い」と話した。

クイーンズ・ウォークの1株当たり純資産は4.12ユーロと、前 期の4.95ユーロを下回った。配当は1株0.08ユーロに据え置いた。

クイーンズ・ウォークの株価は18日のロンドンでの取引で一時、 前日比17%高の0.80ユーロとなった。過去1年では75%下落してい る。

*T

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE