訂正:CAC株は続落、印IT大手との提携発表-収益寄与額が不透明

IT(情報通信)システムの開 発・運用などを行うシーエーシー(CAC)の株価が3日続落。前日比

3.9%安の524円まで売られ、約半月ぶりの低水準に沈んだ。インドの ITコンサルのiGATEコーポレーションと資本業務提携することが 18日明らかになった。提携戦略は評価できるものの、具体的な業績寄 与が不明なため、買い材料視されなかったようだ。

CACは約4億円を投じて、iGATE株式の2.5%を市場買い付 けなどで取得する予定。「向こう3年間で両社合わせて50億円の売り 上げ向上を目指す」(CAC広報グループの野田幸秀氏)という。

iGATEはIBMやマイクロソフトなどのグローバル企業にIT コンサルティングやプロセスアウトソーシングなどのサービスを提供す る。同社CEO(最高経営責任者)のファニーシュ・マーシー氏は、C ACと組むことで「日系企業の間で当社のシェアを高められるうえ、海 外展開する日系企業にとってiGATEが良いITパートナーになり得 る」とアピールしている。

CSK-IS金融経済研究所の川崎朝映シニアアナリストは今回の 提携について、「インド企業と組み、北米や新規マーケットを開拓しよ うという考え方はおもしろい」としながらも、企業のIT化投資が減少 する現在の環境下では、「普通の受託開発型システムインテグレーター に株式投資を行うような状況ではない」という。

川崎氏は、同提携が実際に評価されるのは「提携効果が具体的な業 績として数値化されてからではないか」とみている。

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