日本とアジアの社債保証コスト低下、FRB資産買い取りで-CDS

19日午前のクレジット・デフォ ルト・スワップ(CDS)市場で、アジア太平洋地域の社債保証コス トが低下している。

米連邦準備制度理事会(FRB)が借り入れコスト低下と景気て こ入れを目指し、米長期国債買い取り開始に加え、住宅ローン担保証 券(MBS)と機関債の購入増額を決定したことが手掛かり。

バークレイズ・キャピタルのデータでは、投資適格級の日本企業 50社の社債を基にしたマークイットiTraxx日本指数のスプレ ッドは、日本時間午前9時55分現在、10ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)低下の475bp。CMAデータビジョンによれば、 同指数のスプレッドは12日に過去最高の565bpを付けていた。

シティグループのデータによれば、オーストラリア企業25社の 社債に連動するマークイットiTraxx豪州指数のスプレッドは、 シドニー時間午前10時38分(日本時間同8時38分)時点で15bp 低下の375bp。

50の投資適格級発行体で構成するマークイットiTraxxア ジア(日本除く)指数のスプレッドは、ICAPによると、香港時間 午前9時(日本時間同10時)時点で7.5bp低下の385bp。

日産自動車のCDSスプレッドは横ばいで700bp(バークレイ ズ調べ)。同社はFRBが消費者向け融資拡大を目指して設けた制度 を通じ、自動車ローン担保証券13億ドル(約1250億円)相当を発行 する計画だ。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

CDSの指数は、デフォルト(債務不履行)に対して社債を保証 するコストの指標で、トレーダーは指数の推移から信用の質の変化を 読み取る。指数上昇は信用の質が劣化したとの認識、低下は信用の質 が向上したとの認識を示す。

CDSスプレッド1bpは債務1000万ドルに対する保証料1000 ドルに相当する。

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