ACCES株急反発、前期営業益は従来比3.5倍-ロイヤリティ収入増

携帯電話用閲覧ソフトが主力のAC CESSの株価が一時、前日比15%高の24万800円と急反発した。ロ イヤリティ収入の増加や受託開発管理費の抑制効果などで、前期(2009 年1月期)の営業利益は従来予想を大幅に上振れたようだ、と前日発表。 修正数字は市場予想を上回り、業績好転を評価した買いが優勢となった。

東証マザーズ市場の上昇率ランキングで10位以内に名を連ね、出来 高はすでに5000株を超え、過去半年間の1日当たり平均3831株を大幅 に上回る。

同社は18日の取引終了後、09年1月期の連結営業利益は32億1200 万円と、従来予想(9億800万円)から3.5倍になったもよう、と発表 した。ブルームバーグ・データにあるアナリスト4人の平均予想値20 億2400万円も上回った。前期は113億円の赤字。

資料によると、主力の携帯電話用閲覧ソフトウエアを中心にロイヤ リティ収入が増加し、売上総利益率が改善。また、人件費など受託開発 の開発管理を徹底して外注費の削減に努めたことなども利益を押し上げ たという。ただ会社側は、25日の決算発表日まで詳細については答えら れないとしている。

いちよし経済研究所の金井一篤アナリストは、「営業利益は20億円 程度と見ていたが、予想よりも上振れ、評価できる内容だ。開発管理の 徹底が大きく奏功したのではないか」と指摘。株価は割安な水準にある との見方を示す。

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