短期市場:翌日物は弱含みか、連休控え積み抑制-期末越え0.2%割れ

短期金融市場の無担保コール翌日 物は弱含みか。余剰資金を抱えて連休を越えると準備預金の積み上げ が進むため、調達が手控えられやすい。一方、連休明け23日は国債の 決済集中日にあたり、資金が循環しづらいとの見方もある。

18日の翌日物の加重平均金利は0.1ベーシスポイント(bp)上 昇の0.101%。0.10%を中心に0.07-0.13%のレンジで取引された。 準備預金9.5兆円のもと、調達需要は限られた。19日受け渡し分は

0.08-0.13%程度、1週間物は0.13%程度だった。

高水準の準備預金残高を背景に積み上げが進んでおり、3月期末 の資金繰りにもめどが付いた銀行は積みの進ちょくを抑えやすい。無 担保コール1週間物が一部0.08%まで低下するなど、期内の運用資金 は潤沢とみられる。

レポ下げ渋りも、期末越えは低下

一方、23日や24日受け渡しのレポ(現金担保付債券貸借)は

0.15%前後と、今週に比べてやや高めで推移しそうだ。23日は国債の 発行・償還で資金の受け払いが大きく、一部の金融機関に資金が偏る リスクがある。利払い停止期間明けで資金手当ての需要も増えている。

前日は23日受け渡しの国債買い現先オペが増額されたが、平均落 札金利は1日物が0.145%、1週間物は0.140%にそれぞれ強含んだ。

一方、3カ月物の本店共通担保オペ(期日6月22日)の最低落札 金利は1bp低下の0.17%と弱含みが続いた。無担保コール2週間物は 一部0.16%と、0.2%の節目を下回る取引も成立しており、期末越え 金利の低下が続きそうだ。

日銀の白川方明総裁は前日の定例会見で、「年度末の資金繰りに はおおむねめどが付いた」との判断を示している。

準備預金9.2兆円の見込み

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られた場合、この 日の当座預金は6000億円減の11兆8000億円程度、準備預金(除く ゆうちょ銀)は3000億円減の9兆2000億円程度になる見込み。短資 会社各社の予想では、即日の金融調節は見送られるとの見方が多い。

準備預金の必要積立額(1日平均)4兆7000億円と積み終了先 3兆2500億円から推計した中立水準は8兆円程度になる。

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