クオモ司法長官、賞与受け取ったメリル社員の名前公表も-NY州判事

ニューヨーク州地裁は18日、昨 年12月に総額36億ドル(約3500億円)のボーナスを受け取った米証 券メリルリンチ社員の名前が、同州のクオモ司法長官による調査の一環 として公表される可能性を明らかにした。

ニューヨーク州地裁のバーナード・フリード判事はこの日、報酬情 報は企業秘密だとするバンク・オブ・アメリカ(BOA)の主張を退け た。また社員は報酬情報を共有できる場合、そのプライバシーを期待で きる正当性はないとも指摘した。

フリード判事は、ニューヨーク州証券関連法の1つである「マーチ ン法に従えば、司法長官には自身が調査の過程で得た情報について、守 秘か公表かを決める権限が付与されている」と説明。BOAには、「こ の法的な決定権を削ぐようなプライバシーの権利はない」と付け加えた。

クオモ長官は、メリルがBOAによる今年1月1日の買収に先立っ て、昨年12月後半に社員に支給したボーナスに関する調査で情報収集 している。メリルは2008年10-12月(第4四半期)に158億ドルの 赤字を計上した。

BOAの広報担当者からコメントは得られていない。

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