FOMC:長期国債3000億ドル購入へ、住宅ローン証券購入増額

米連邦準備制度理事会(F RB)は17、18の両日に開いた連邦公開市場委員会(FOM C)会合で、3000億ドルの米国債購入に加え、住宅ローン担保 証券(MBS)や機関債の購入拡大を決定した。フェデラルファ ンド(FF)金利の誘導目標は0-0.25%の範囲に据え置い た。

この日の決定は全会一致。FOMCは声明で、「住宅ローン 貸し出しと住宅市場への支援を強化するため、委員会はこの日、 住宅ローン担保証券の購入規模を7500億ドル増額し、FRBの バランスシートを一段と拡大することを決定した」と表明。「委 員会はまた、民間信用市場の状況改善を支援するため、今後6カ 月で期間の長い米国債を最大3000億ドル買い取ると決定した」 ことを明らかにした。

米失業率は8.1%に上昇し、エコノミストが今年半ばまでマ イナス成長が続くと予想する中、バーナンキFRB議長は金融政 策運営で新たな領域に踏み出した。FOMCはまた、ターム物資 産担保証券ローンファシリティー(TALF)の受け入れ担保に 「他の金融資産」を追加する方向で検討する方針も打ち出した。

プール前セントルイス連銀総裁はブルームバーグニュースと のインタビューで、「景気は底打ちに近づいてさえいない。FR Bが大規模な量的緩和に踏み切ったのはそのためだ」と解説。 「米経済はなお非常に深刻なリセッション(景気後退)にある」 と付け加えた。

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