AIGのリディ会長:慰留金支払いは「不快感を覚える」-議会証言

米保険大手アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)のエドワード・リディ会長兼最高 経営責任者(CEO、63)は18日、米下院金融委員会の小委員会で の証言で、同社の一部の報酬については「不快感を覚える」と述べ、 1億6500万ドル(約160億円)のボーナス支給に対する国民の怒 りに同調する姿勢を示した。

リディ会長は「AIGが政府からたっぷりの額の金融支援を受け ていることを私以上に意識している者はいない。われわれは、受け取 った公的資金の良き管理人であらねばならないことだけでなく、納税 者の堪忍袋の緒が切れつつあることも認識している」と語った。

リディ会長は自らの評判をかけて、AIGの立場を擁護しようと している。世界的な信用危機の一因となったクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)を販売した部門の従業員にも同社がボーナス を支給していたことに、議会は厳しく反発した。報酬契約はリディ氏 が政府の要請で会長に就任した昨年9月より前に結ばれていた。

リディ会長はAIGが幹部報酬の制限を導入したほか、ロビー活 動や政治献金を停止したと説明した。

さらに「事業環境や、節度ある報酬システムを求めた大統領の要 請に、私自身が心を配っている。また、われわれは基本的に、米国の 納税者に代わって、政府にできるだけ多くの資金を返済することを目 指してAIGを経営している」と言明した。

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