AIG賞与問題:批判は行き過ぎ、「不可解」な発言も-CEO書簡

米保険大手アメリカン・インタ ーナショナル・グループ(AIG)のエドワード・リディ最高経営責 任者(CEO)は社員あての書簡で、幹部が自殺すればよいとの米上 院議員の発言を含め、ボーナス(賞与)をめぐる同社への批判の一部 は行き過ぎだとの考えを示した。

ブルームバーグ・ニュースが入手した書簡で、同CEOは、「メ ディアの大々的な扱いなどにあおられた大衆の反応は理解できる」が、 「AIGの従業員が自殺を考えるべきだという発言、しかも米国の指 導者の1人からの発言は不可解だ」と書いている。

チャールズ・グラスリー米上院議員(共和党、アイオワ州)は 17日、AIG幹部の「改悛」を求めたいのだと説明した。同議員は 先に、アイオワ州のラジオ局WMTとのインタビューで、AIG幹部 は「辞任するか自殺するべきだ」と発言していた。

AIGは米政府から1730億ドル(約16兆9400億円)規模の救 済を受けた一方で、損失を出した部門の従業員に1億6500万ドルの ボーナスを支払っていた。リディCEOはこれについて、米紙ワシン トン・ポストへの寄稿で「不快感を覚える」として、自身が当時CE Oであったなら承認しなかったと言明した。寄稿は18日に掲載され た。同氏は米政府がAIGを管理下に置いた後の昨年9月にCEOに 就任した。

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