2月の米CPI:0.4%上昇、エネルギーがけん引-コア0.2%上昇

米労働省が18日に発表した2月の 米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇と、ブ ルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値(0.3%上 昇)を上回った。3.3%上昇したエネルギーがけん引した。前月のCPI は0.3%上昇だった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上 昇と予想値(0.1%上昇)を上回る伸びだった。

前年同月比では全体のCPIは0.2%上昇した。1月は変わらずと、 1955年以降で初めて伸びが停止した。2月のコアは同1.8%上昇(前月 は1.7%上昇)した。

ウニクレディトの米国エコノミスト、ハーム・バンドホルツ氏(ニ ューヨーク在勤)は「今回のCPI統計は米金融当局に安ど感をもたら すだろう。CPI伸び率は当局が好ましいと考えるレンジの中ほどにあ る」と述べた。セントルイス連銀のブラード総裁ら当局の一部はデフレ リスクを警戒している。

項目別にみると、エネルギーの中でもガソリン価格が8.3%と上昇 が目立った。ただ、前年同月比では36%の大幅低下だった。

食品価格は前月比0.1%低下。マイナスは2006年4月以来で初めて。

食品とエネルギーを除く商品価格は1999年9月以降で最大の0.4% 上昇。幅広い分野での物価圧力を示した。

新車価格は0.8%上昇と、04年11月以来で最大の伸び。衣料品は

1.3%上昇と、ほぼ19年ぶりの急上昇となった。

一方、航空運賃とホテル代が低下し、帰属家賃の伸びが鈍化した。

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