米MGMミラージュ:債務再編で銀行団から2カ月の猶予獲得

資産家カーク・カーコリアン氏が 経営権を握るカジノ運営大手MGMミラージュは債務再編計画提出で 銀行団から2カ月の猶予を獲得した。ただ、監査担当者らは同社の存 続能力に疑問を呈している。

規制当局への17日付の届出書によれば、銀行団はMGMに対し、 70億ドルの融資枠に関して5月15日まで猶予を与えた。同社が17 日発表した昨年10-12月(第4四半期)決算は、カジノ収入の減少 による資産評価損が響き、11億5000万ドルの赤字となった。

監査人の発言を受けて、135億ドルの債務を抱えるMGMが破産 法の適用を申請する可能性が高まっている。幹部らによれば、銀行側 の今回の措置により、MGMは銀行の許可なく長期債の前払いや買い 戻し、資産売却などを実施することが禁じられる。

ジェームズ・ミューレン最高経営責任者(CEO)は債務再編の ためエバーコア・パートナーズを起用したことを明らかにし、破たん 回避に向けあらゆる選択肢を検討する意向を示した。同CEOは、前 任のテリー・ラニ氏に代わって昨年11月に就任した。

ミューレンCEOは17日、取材に応じ、同社が一部資産売却や 社債買い戻しなど幾つかの手段を組み合わせる方法を検討する可能性 が高いと述べた。さらに「新規の起債ないしエクイティキャピタルを 行う可能性ももちろんある」と付け加えた。

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