ノジマ株が急騰、買収店の改善進み今期最高益と報道-会社側は精査中

神奈川県を中心に家電量販店を展開 するノジマの株価が急騰。買収による規模拡大やコスト削減などが寄与 し、2009年3月期の連結最終利益が過去最高益を更新する見通しと一部 で報じられた。新興市場銘柄の業績予想の下方修正が相次ぐなか、数少 ない好業績銘柄として買いが集中した。

午前の株価終値は前日比15%高の390円で、ジャスダック市場の値 上がり率10位。一時は17%高の398円まで上げ、08年5月20日以来の 高値を回復した。出来高は8万6600株と、前日の2万700株をすでに大 きく上回っている。

18日付の日本経済新聞朝刊によると、ノジマの09年3月期の連結 最終損益は17億円程度の黒字(前期は31億円の赤字)と、従来予想(15 億円の黒字)を上回る見通し。07年に買収した真電(新潟市)の店舗で、 接客サービスなどの改善が進み、客数が増加。液晶テレビなど家電販売 が計画を上回るという。

会社側は、報道について「当社の正式な発表によるものではない。 09年3月期の連結業績見通しについては、現在精査中であり、確定次第 速やかに公表する」とのコメントを発表した。

新光総合研究所によると、新興3市場に上場する企業(金融除く617 社)の第3四半期決算発表時の09年3月期最終利益予想は前期比94.7% 減と、前回予想(12月末)の28%増から大きく下方修正された。新興市 場全体に業績不安が漂うなか、業績に安心感のある銘柄に資金が集中し やすい状況だ。

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