英資産家ガイ・ハンズ氏、投資会社テラ・ファーマのCEO辞任へ

英資産家ガイ・ハンズ氏(49)は、 英投資会社テラ・ファーマ・キャピタル・パートナーズの最高経営責任 者(CEO)を辞任する。同社は2週間前、2008年決算で13億9000万 ユーロ(約1800億円)の赤字を計上したと発表していた。

テラ・ファーマの17日の発表資料によると、ハンズ氏は同社の会長 兼最高投資責任者(CIO)にとどまる。後任のCEOには同社の弁護 士ティム・プライス氏(43)が就任する。

07年に買収した英音楽大手EMIグループへの投資26億ユーロの 評価を半分に引き下げたことが、赤字計上の背景にある。消費者の間で CDを購入するよりもインターネット経由で音楽をダウンロードする傾 向が強まるなか、ハンズ氏はEMIの売り上げ減少に歯止めをかけよう としている。

ハンズ氏は今後、投資と投資家対応、国際的な事業展開に専念し、 プライス氏がテラ・ファーマの日常業務を統括する。ハンズ氏はオック スフォード大学を卒業した後、ゴールドマン・サックス・グループで12 年勤務。その後1994年に野村ホールディングス入りし、90年代に野村 の企業買収部門を築き上げた。

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