米AIG、CDS関連証券の市場価値が5割余り減少-届出書

米保険大手アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)は、同社のクレジット・デフォルト スワップ(CDS)取引清算を目的に米連邦準備制度理事会(FRB) とAIGが創設した基金が購入した証券は、市場価値が昨年12月時 点の報告と比べて5割余り減少したことを明らかにした。

AIGが16日、米証券取引委員会(SEC)に提出した届出書 によると、基金「メイデン・レーンIII」が買い取った、CDSの裏 付けとなる証券の市場価値は約300億ドル(約2兆9500億円)にと どまった。届出書は昨年12月に公表した数字を引用し、この証券の 当時の市場価値は約620億ドルだったと説明した。

届出書によると、ゴールドマン・サックス・グループやソシエテ・ ジェネラルなどが同基金の恩恵を享受している。米当局はAIGの取 引相手だった金融機関の損失保護を目的に1730億ドルの支援を表明。 その中には、2つのメイデン・レーンへの出資500億ドル強も含まれ ている。

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