シカゴ小麦:1カ月ぶり高値-主産地の米カンザス州で作況が悪化

シカゴ商品取引所(CBOT)で は17日、小麦相場が1カ月ぶりの高値に上昇した。グレートプレー ンズ(米中西部の大平原)南部の一部の地域でわずかに降雨があった ものの乾燥気候による影響は緩和されず、休眠期を終えつつある冬小 麦の生育見通しが悪化しているとの観測が高まった。

米農務省の16日の発表によると、米最大の小麦産地であるカン ザス州では降雨がほとんどなかったため、12日時点の作況は「優(E xcellent)」か「良(Good)」を合わせた割合が42%と、 前週の45%から悪化した。

フロンティア・アグ(カンザス州)のアナリスト、ラリー・グレ ン氏は「市場関係者は乾燥気候に関心を寄せ始めているようだ」と指 摘。「穀物産地では懸念が強まっている」との見方を示した。

CBOTの小麦先物相場5月限は、前日比8.25セント(1.5%) 高の1ブッシェル当たり5.525ドル。一時は5.5375ドルと、中心限 月としては2月11日以来の高値を付けた。16日には5%上げ、過去 3カ月で最大の上昇率を示した。

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