米トウモロコシ:7週間ぶり高値から反落-農家による売り増加

シカゴ商品取引所(CBOT) では17日、トウモロコシ相場が7週間ぶりの高値から反落した。米 国の農業経営者が今年の作付け前に原材料費の支払いを済ませるため 昨年の収穫分から売りを増やすなか、需要が鈍化しているとの観測が 高まった。

米農務省(USDA)のデータによると、米国産トウモロコシ の12日終了週の輸出検証高は34%減となった。需要が鈍化するな か、現物相場の上昇に伴う利益確保のため農業経営者による売りが増 加した可能性がある。ミネアポリス穀物取引所のデータによると、米 国のトウモロコシの現物価格の平均は16日、0.8%高の1ブッシェ ル当たり3.66ドルとなり、今月に入って6.6%上昇している。US DAのデータによると、シカゴの現物相場は3.76ドルと、1月9日 以来の高値となった。

リン・グループ(シカゴ)のブローカー、ジム・ライリー氏は 「来月の作付けに備えて原材料の購入を終えるために資金を必要とす る農家が、16日にトウモロコシを売却した」と述べ、「農家は依然、 さらに多くのトウモロコシを保有しており、一方で需要は鈍化してい る」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限は1セント(0.3%) 安の1ブッシェル当たり3.905ドル。16日には一時3.975ドルと、 1月26日以来の高値を付けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE