NY銅先物:4カ月ぶり高値から下落、在庫増加の兆しを嫌気

17日のニューヨーク銅先物相場は、4カ月 ぶりの高値から下落。世界最大の銅消費国である中国で、輸入が需要を上回るペ ースで増加するなかで、在庫が増える兆しが嫌気された。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫から引き出される予定量 を示すキャンセルワラントは過去6営業日に58%減少し、在庫が膨らむ可能性 が示唆された。韓国でも供給が18営業日ぶりに増加した。2月の中国の銅輸入 は過去最高を記録している。

RBCキャピタル・マーケッツの工業用金属担当責任者、アレックス・ヒー ス氏(ロンドン在勤)は「キャンセルワラントが速いペースで減少しており、銅 相場は勢いを失い始めるかもしれない」と指摘。トレーダーは「中国の基本的な 需要が、最近輸入・生産された銅の増加分すべてを吸収できるほど高水準になる かどうか」確信できないでいると述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場5月 限終値は前日比2.3セント(1.3%)安の1ポンド=1.724ドル。前日夜間の時間 外取引では一時1.763ドルと、昨年11月11日以来の高値を付けていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE