IMF:今年の世界経済は0.6%前後の収縮へ-筆頭副専務理事

国際通貨基金(IMF)のリプスキー筆頭 副専務理事は17日、今年の世界経済が0.6%前後収縮するとの見通しを明らかに した。

リプスキー筆頭副専務理事はウィーンでインタビューに応じ、「現代で最も 心配な景気動向だ」と述べ、「世界の生産は緩やかに下降すると予想している。 先進国は経済が著しく収縮し、新興国や途上国では景気が非常に大幅に減速する と予想される」との認識を示した。

IMFは1月、世界全体で今年マイナス0.5%成長になると予測していた。 予測通りなら、第2次世界大戦後初めて世界経済が収縮することになる。

リプスキー筆頭副専務理事は、世界の国内総生産(GDP)の合計0.5%に 相当する景気刺激策が来年主要国で解消されるとのIMFの予測に言及し、各国 政府が財政緩和策を性急に解除しないよう警告。「景気見通しやリスク管理面か ら考えると、政策解除を計画し始めるのは時期尚早だと思う」と述べ、「2010 年には景気刺激を追加し、政策の早計な解除を避ける必要がある」と強調した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE