工業用金属:下落余地は限定的、中国による購入で-ティベリウス

スイスのヘッジファンド運用会社、 ティベリウス・アセット・マネジメントは、アルミニウムなどの工業 用金属相場が今年、さらに大幅に下落する可能性は低いとの見方を示 した。世界最大の金属消費国である中国による買い入れなどを理由と して挙げた。

ティベリウスは16日付の月間リポートで、中国国家物資備蓄局 (SRB)が約30万トンの銅を買い取ることで合意した可能性がある としている。この量は、ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の 銅在庫の約60%に相当する。SRBは最近の相場下落を受け、亜鉛や アルミも購入している。

ティベリウスは「工業用金属の追加下落余地は限定的だ」と予想、 非鉄金属の投資判断を従来の「アンダーウエート」から「ニュートラ ル(中立)」とした。

ティベリウスは「工業用金属の弱気相場は、長さの点でも厳しさ の点でも既に十分進展した」と指摘。減産と鉱山の操業停止により供 給過剰分が減少しているとの見方を示した。

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