米バークシャー、ムーディーズやS&Pも格下げの恐れ-シティ

米シティグループのアナリストら は16日付のリポートで、資産家ウォーレン・バフェット氏率いる米 投資・持ち株会社バークシャー・ハサウェイが米格付け会社ムーディ ーズ・インベスターズ・サービスまたはスタンダード・アンド・プア ーズ(S&P)からも最高水準の「AAA」格付けを失う可能性があ るとの見方を示した。

シティのジョシュア・シャンカー、ミッチェル・レブシン両氏は リポートで、フィッチ・レーティングスがバークシャーの発行体デフ ォルト格付け(IDR)を「AA+」に引き下げたことを受け、今後 の格下げも「予想されてしかるべきだ」と指摘した。

両氏は「格下げがバークシャーの事業に影響するとは思わないが、 評判に響くとみている」と分析。「格付け会社の行動に関係なく、バー クシャーの借り入れコストは上昇傾向にある」と付け加えた。

フィッチは先週、バークシャーを格下げした際に、保有株式やデ リバティブ(金融派生商品)投資の価値が低減するリスクに同社が直 面していると理由を説明した。シティはこの日、他の格付け2社がフ ィッチに追随する可能性があるとしながらも、バフェット氏がムーデ ィーズの株式を保有していることがムーディーズの「判断を損なう」 可能性があると指摘した。バークシャーはムーディーズの筆頭株主で、 株式20%を持つ。

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