日風力開発株が大幅続伸、米電力大手に蓄電池システムのノウハウ提供

日本風力開発の株価が大幅続伸。 一時は9.6%高の27万6300万円と、3月2日以来、約2週間ぶりの高 値を回復した。米風力発電大手エクセル・エナジーにNAS(ナトリウ ム硫黄)電池システムの技術支援を行うと発表し、将来の業績寄与を期 待した買いが先行した。

午前の株価終値は前日比8.3%高の27万3000円。2月9日以来、 約1カ月ぶりに投資家の中期的な平均売買コストである25日移動平均 線を上抜いた。出来高は1631株と、前日の1021株をすでに上回った。

発表資料によると、世界で初めて成功した大規模蓄電池併設風力発 電(青森県六ケ所村)の実績を生かし、運用ノウハウを提供する。エク セル社は、オバマ政権の新環境政策に沿って拡大する風力発電市場で事 業展開を図る。設置場所は米国ミネソタ州で、実証試験開始時期は09 年4月から5月。

なお、今回の技術支援に伴う09年3月期業績への影響は軽微とし ている。いちよし経済研究所の渡辺基久アナリストは、「予想されるシ ナリオの中の材料に過ぎないが、中長期的に考えれば、海外への足がか りとして評価できる」と話していた。

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