NY州司法長官:AIGに召喚状送付へ-ボーナスめぐる情報提供で

(クオモ長官の説明などを追加します)

【記者:Karen Freifeld】

3月16日(ブルームバーグ):ニューヨーク州のクオモ司法長官は 16日、米政府から公的資金の注入を受けている保険大手、アメリカン・ インターナショナル・グループ(AIG)に対し、13日にボーナスが支 払われたとされる従業員に関する情報提供を求めて召喚状を送ることを 明らかにした。

クオモ長官は電話会議で、AIGは雇用契約のため慰留金としてボ ーナスを支払う必要があったと主張していると説明。その上で、「納税者 がAIGを救済しなければ、こうした雇用契約は契約書に記された価値 がなくなるだろう」と指摘した。

クオモ長官がこれに先立って同日送付した書簡によると、クオモ長 官はこうした社員の名前、役職、業務の内容、個人の業績に加え、雇用 契約などに関する情報提供を要請。ニューヨーク時間16日の午後4時 (日本時間17日午前5時)までに提供がなければ、同社に召喚状を送付 すると通告していた。

AIGの広報担当、クリスティーナ・プレット氏は召喚状が送付さ れる前の段階で電話インタビューに応じ、「クオモ長官とは連絡を取って おり、もちろん長官の要請に対応する」と説明していた。

AIGは世界的な信用危機を引き起こす一因となったクレジット・ デフォルトスワップ(CDS)の業務にかかわる社員に対する総額1億 6500万ドル(約162億円)の慰留金支払いについて批判を浴びている。 オバマ米大統領はこの日、AIGのボーナス支給は「言語道断」だとし て、ボーナス支払い阻止とその回収を進めるようガイトナー財務長官に 伝えた。

クオモ長官は「AIGに関しては、業績連動ボーナスという考え方 が矛盾していると感じる」と指摘。対象となる人たちは特に同社の「実 質的な」破たんをもたらした「金融商品」部門に所属していたとし、こ のために「納税者の金を使わざるを得なくなった」と強調した。

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi +81-3-3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Karen Freifeld in New York at +1-212-617-5387 or kfreifeld@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Rovella at +1-212-617-1092 or drovella@bloomberg.net

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