欧州債:下落、株高で国債需要が減退-10年債利回り3.15%

欧州債相場は下落。株式相場の 上昇を受けて、安全投資としての国債需要が減少した。

独2年債利回りは1カ月ぶりの高水準に近づいた。20カ国・地域 (G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明で、景気回復に向けて 対策を講じる決意が示されたほか、石油輸出国機構(OPEC)が生 産枠の据え置きを決定したことが背景。アジアと欧米の株式相場が上 昇したことを受け、MSCI世界指数は5営業日連続高となっている。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バン キング(フランクフルト)の債券ストラテジスト、コーネリアス・パ ープス氏は、「欧州の株式は総じてプラス圏にある。好調な投資家心 理が今週も継続しており、これが国債相場への重しとなっている」と 指摘した。

ロンドン時間午後4時8分現在、独10年債利回りは前週末比9 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)上昇し3.15%。 同国債(表面利率3.75%、2019年1月償還)価格は0.75ポイント下 げ105.01。独2年債利回りは1.36%と、前週末を3bp上回った。

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