ガイトナー米財務長官:銀行は企業向け融資拡大で「一層の努力を」

ガイトナー米財務長官は16日、銀 行が融資に消極的になると、ぜい弱な景気がさらに悪化すると述べ、企 業融資で「一層の努力」と信用供与の継続を銀行に求めた。

同長官はホワイトハウスで「それぞれの銀行が賢明さと慎重さを失 えば、その総合的な影響で景気はますます弱くなり、銀行の業績も悪化 する」との声明を発表した。

ガイトナー長官とオバマ大統領はこの日、中小企業向け融資促進計 画を発表する。オバマ政権は大手金融機関やその幹部を救済する一方、 平均的な国民が抱える問題を見過ごしているとして議会から批判されて いる。

財務省は融資促進計画の一環として、政府支援を受けた大手21行 に対し、中小企業向け融資の詳細を毎月報告するよう義務付ける。

ガイトナー長官はまた、その他の銀行を含む全行規模でも中小企業 向け融資の報告を年1回ではなく、四半期に1度に義務付けるよう、規 制当局と調整すると明らかにした。

同長官は銀行に「明確なメッセージを送りたい」と発言した。さら に、「この国の多くの銀行はかつて、リスクを取り過ぎた。しかし現在、 米経済全体が直面しているリスクは銀行のリスク許容度が小さ過ぎるこ とだ」と指摘。「多くの銀行が現在の危機に加担したことを考えれば、 銀行は米国の危機脱却を支援する特別な責任を負う」と話した。

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