世界株高の様相、景気回復期待や銀行業績改善で-S&P500は0.9%高

16日の株式市場は世界的な株 高の様相を呈している。先進市場の株価の指標であるMSCI世界価 指数の上昇は5営業日目 に入った。20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が不良 資産処理の進展に向け決意を表明したことに加え、バーナンキ米連邦 準備制度理事会(FRB)議長がリセッション(景気後退)が年内に 終わる可能性に言及したことが買いを誘っている。英銀バークレイズ が2009年の滑り出しは好調と発表したことも地合いを良くした。

バークレイズは17%高。シティグループやバンク・オブ・アメ リカ(BOA)、JPモルガン・チェースも高い。これらの米銀は先 週、1-2月の業績が黒字に転じたことを明らかにし、金融株の上げ をけん引した。ゼネラル・エレクトリック(GE)は5%高。UBS は同社について一段の悪材料が出る可能性は低下したとの見方を示し た。バーナンキ議長が米経済は恐慌を回避すると述べたたことも米国 株の買い材料。

ニューヨーク時間午前9時36分(日本時間午後10時36分)現 在、S&P500種株価指数は前週末比0.9%高の763.55。ダウ工業 株30種平均は68.73ドル(1%)高の7292.71ドルで推移してい る。アジアと欧州の主要株価指数が上昇するなかでMSCI世界指数 も上昇。米国債や金、原油が下落する一方で、銅は高い。

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