1月対米中長期資産売り越し430億ドル、短期含む純出1489億ドル

米財務省が16日に発表した1月 の対米証券投資統計によると、外国の政府と投資家の中長期金融資産 取引額は外国人からみて430億ドルの売り越しとなった。ブルームバ ーグがまとめたエコノミスト予想は450億ドルの買い越しだった。前 月は347億ドルの買い越しに改定された。

財務省短期証券(TB)や株式スワップなど短期金融資産を含む 金融資産の合計は1489億ドルの売り越し。前月は862億ドルの買い 越しだった。

三菱東京UFJ銀行のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキ ー氏は「海外投資家による大量のドル資産離れがあった。資金を本国 に戻す動きが強い。資本利益の有無ではなく、資本を取り戻すことが できるかどうかが問題だ」と述べた。

海外投資家による米社債の売越額は84億ドル。

ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住宅 貸付抵当公社)などの機関債の売越額は225億ドル。売り越しは4カ 月連続。

一方、米国株は14億ドルの買い越しとなった。前月は39億ドル の買い越しだった。

米国債保有額

米国債保有額では中国が122億ドル増の7396億ドルと首位を維 持した。続く日本は88億ドル増の6348億ドル。

多数のヘッジファンドが法人登録しているカリブ海諸国は209億 ドル減の1766億ドルだった。

原題:Foreign Demand for Long-Term U.S. Assets

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