中国:国内企業の対外投資の規則を緩和-海外資産取得を後押し

中国政府は16日、国内企業の海 外投資をより容易にする方針を明らかにした。資源価格や株価の下落 を受け、自動車からエネルギーまでさまざまな業界が安値での取得を 促される状況となっている。

商務省の姚堅報道官は北京での記者会見で、今後は承認プロセス が簡素化され、中央政府ではなく主に地方政府が対応することになる と述べた。

中国は先月、世界3位の鉱山会社、英・オーストラリア系のリオ・ ティントへの195億ドル(約1兆9200億円)の出資を含む220億ド ルの海外投資計画を発表。英銀スタンダード・チャータードによれば、 今年の中国の対外直接投資の規模は海外からの対中投資を初めて上回 る可能性がある。

スタンダード・チャータードの中国調査部門責任者スティーブ ン・グリーン氏は、「ここ何年もの間、一段の中国企業の海外投資を促 す対外進出政策が取られてきた」と指摘。「2009年はそれがある程度 の成果を収める年になると考えている」と語った。

商務省によると、08年の中国の対外投資は金融部門の投資も含め、 522億ドルと2倍に拡大した。スタンダード・チャータードの集計で は、今年は2月だけでも総額650億ドルに上ったという。

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