中国:2月の対中直接投資、5カ月連続の減少-設備投資圧縮で

中国商務省が16日発表した2月の 海外からの対中直接投資額は、前年同月比15.8%減の58億3000万ド ルと、5カ月連続の減少だった。大恐慌以降最悪の金融危機に対応す るため、企業が設備投資を圧縮したことが響いた。

1月は同32.6%減だった。米半導体メーカー、ナショナル・セミ コンダクターは先週、売り上げ減少に対応しコストを削減するため、 中国とテキサス州の工場を閉鎖し、従業員1700人余りを削減する計画 を発表した。中国政府は景気てこ入れのため、国内の投融資を大幅に 拡大させたい考えだ。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのストラテジス ト、ドワイフォー・エバンス氏は「現在のような世界的な景気減速局 面では、新興市場への直接投資が打撃を受けやすい」と指摘した。

中国政府は先週、海外からの投資を促進するため、地方政府の承 認権限を拡大する方針を発表した。国連貿易開発会議(UNCTAD) の推計によると、昨年は信用逼迫(ひっぱく)や世界的なリセッショ ン(景気後退)、企業利益の悪化を背景に、対外直接投資が世界全体で 1兆4000億ドルと、前年から21%減少。今年はさらに減少する可能 性が高いという。

-- Editor: Paul Panckhurst, John McCluskey

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Li Yanping in Beijing at +86-10-6535-2310 or yli16@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: David Tweed in Tokyo at +81-3-3201-2494 or dtweed@bloomberg.net

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