ブラウン英首相:FSA強化を支持-国際的な金融規制改革の一環

ブラウン英首相は15日、20カ 国・地域(G20)が金融システム監督手法の国際協調に近づくなか、 金融サービス機構(FSA)を強化する必要があるとの認識を明らか にした。

ブラウン首相は15日付の英紙サンデー・テレグラフ(オンライ ン版)に寄稿し、「世界は過去10年間だけでなく、ここ10カ月間で 見違えるほど変化した」と指摘。「これに伴い、わが国の金融監督シ ステムも変わる必要がある。これは人的資源などをさらに投入し、一 段と強靭(きょうじん)な体制に改革したFSAを中心として、より 厳格な監督手法を用いて新たな課題に取り組むことを意味する」と説 明した。

首相の発言は、今週発表される予定のFSA改革を支持する内容。 今回の改革によって、銀行システムの拡大を制限し、ヘッジファンド を監督するFSAの権限が拡大される見通し。G20財務相・中央銀行 総裁会議も14日、国際金融システムの規制について協議した。

ブラウン首相は「銀行やヘッジファンド、投資ファンドなど、金 融機関がどう自称しているかではなく、業務内容に基づいて世界全体 で監督を行うべきだ」と強調。さらに、「オフショアのタックスヘイ ブン(租税回避地)などすべての管轄区域と、すべての主要市場を網 羅する国際的な監督体制を確保する必要がある」と付け加えた。

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