短期市場:翌日物0.09-0.11%、準備預金が高水準-レポ低位安定

短期金融市場の無担保コール翌 日物は0.09-0.11%付近で取引されている。準備預金の新しい積み 上げ期間が始まったことで調達需要の回復も見られるが、年度末に 向けて日本銀行が潤沢な資金供給を続けるなか、この日の準備預金 残高も高水準に調節されており、調達を急ぐ様子は見られない。

翌日物は前週末の加重平均金利0.103%に対して、地方銀行の調 達で0.10-0.11%付近から取引が始まった。資金が順調に運用され るなか、大手銀行の調達水準は0.09%以下と、積み初日から日銀の 誘導目標0.1%を下回っている。

午前9時20分の即日実行の定例金融調節が見送られ、この日の 当座預金は7000億円増の12兆3000億円程度、準備預金(除くゆう ちょ銀)は7000億円増の9兆6000億円程度になる。一日に必要な 準備預金の積立額(1日平均)は4兆9500億円となっている。

この日から年度末を挟む積み上げ期間(3月16日-4月15 日)が始まる。通常は調達コストの上昇を警戒して積みを急ぐ動き が出るが、日銀は万全の資金供給で年度末の市場安定を維持すると の見方が多く、調達は落ち着いている。年度末越えの金利も低下方 向だ。

年度末越えの翌日物となる全店共通担保オペ(3月31日-4月 1日)は、前週末の最低落札金利が前回より2ベーシスポイント (bp)低下の0.23%、平均金利は0.4bp低い0.256%だった。レポ 市場を中心に根強い需要が指摘されるが、年度末越えオペの落札金 利は低下が続いている。

レポ0.12%前後

レポ(現金担保付債券貸借)は、当日物(T+0)や17日と18 日の受け渡し分が0.12%前後で低位安定している。この日は国庫短 期証券(TB)3カ月物と2年国債の発行日にあたるが、最近の潤 沢な供給オペを受けて、決済日が取引に与える影響は限られている。

日銀は午前9時30分、資金供給目的の国債買い現先オペを通知 した。スポットネクスト物(3月18日-19日)が2兆5000億円、 1週間物(3月18日-26日)は1兆円と、いずれも前週末と同額だ った。前週末のオペの最低金利は、スポットネクスト物が下限

0.10%、1週間物は0.12%だった。

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